JSLintプラグイン
概要
JSLint・JSHintをEclipse上で簡単に実行できるようにするためのEclipseプラグインです。
主な機能
- JSLintまたはJSHintを利用したJavaScriptファイルの構文チェック
- JSDTのインクルードパス連携
- 保管時に自動チェック
- ライブラリ選択
- エラーメッセージによるフィルタリング機能
- 他プロジェクト設定参照機能
インストール手順
プラグインのインストール
- アップデートサイトからJSLintプラグインをインストールします。
- プロジェクトプロパティ -> JSLint設定からチェックエンジンファイル(JSLint.jsまたはJSHint.js)を設定します。
- JSLintファイルパス項目のファイル選択ボタンをクリックします。
- JSLintかJSHintを選択、出力先ディレクトリを指定しOKを押下します。
- ライセンスに同意しOKを押下します。
- チェックを行うプロジェクト、またはjsファイルを右クリック -> CheckJavascript -> jslint コードチェック実行します。
- 問題ビュー及びマーカーで指摘箇所を確認します。
アップデートサイトから取得できない場合
- 下記よりjarファイルを取得し、展開したフォルダをeclipseフォルダのfeaturesにコピーしてください
http://www.htmlhifive.com/eclipse-plugins/updatesite/features/com.htmlhifive.tools.jslint_1.2.1.v201601141519.jar - 下記よりjarファイルを取得し、展開したフォルダをeclipseフォルダのpluginsにコピーしてください
http://www.htmlhifive.com/eclipse-plugins/updatesite/plugins/com.htmlhifive.tools.jslint.H5JSLintPluginLibrary_1.0.1.v201601141519.jar - 下記よりjarファイルを取得し、取得したファイルをeclipseフォルダのpluginsにコピーしてください
http://www.htmlhifive.com/eclipse-plugins/updatesite/plugins/com.htmlhifive.tools.jslint.H5JSLintPlugin_1.2.1.v201601141519.jar
任意のバージョンのJSLint, JSHintを使用する場合
プラグインを利用してJSLint.js等を取得する場合、プラグイン側で動作が確認できるバージョンを取得します。他のバージョンを使用したい場合は以下のサイトから取得してください。
- JSLint取得先
- https://github.com/douglascrockford/JSLint のjslint.jsを取得する。
- JSHintダウンロード先
- https://github.com/jshint/jshint のjshint.jsを取得する。
機能
JSLintのオプションを設定する
JSLintのオプションを変更するときに指定します。
- プロジェクトプロパティ -> JSLint設定 -> JSLint設定ファイルパス -> 新規ボタンを押下します。
- 出力先ディレクトリと設定ファイル名を入力しOKボタンを押下します。
- 編集ボタンを押下します。
- 編集ボタンはエンジンファイルが設定されていないと有効になりません。
- 有効にするプロパティにチェックを入れOKボタンを押下します。
メッセージで問題ビューに反映するエラーをフィルタリングする
特定のメッセージの指摘を無視したいとき、またはエラーとして検知したいときに指定します。
- プロジェクトプロパティ -> JSLint設定 -> フィルタリング -> 追加ボタンを押下します。
- フィルタリングするメッセージ文字列を正規表現カラムの欄に指定します。
- 例. Expected.*(Expectedで始まるエラーメッセージの指摘事項)
- 分類を設定します。
- 無視 -> 正規表現にマッチする指摘を問題ビュー及びマーカーから無視します。
- エラー -> 正規表現にマッチする指摘をエラーとして問題ビュー及びマーカーに反映します。
- 有効カラムのチェックボックスをONにします。
他プロジェクトの設定を利用する
他のプロジェクトの設定をそのまま利用したいときに指定します。
- プロジェクトプロパティ -> JSLint設定 -> プロジェクト参照 -> 他プロジェクトの設定を利用するにチェックをONにします。
- 設定を利用したいプロジェクトを選択します。
- ワークスペース内のプロジェクトでJSLintの設定が行われているプロジェクトが表示されます。
保管時に自動的にチェックを実行する
jsファイルを編集しながら随時チェックを行いたい場合に設定します。
- プロジェクト右クリック -> CheckJavascript -> jslintで自動的にチェックを選択します
チェック対象ソースを指定する
チェック対象のソースを絞り込みたいときに指定します。
JSLintプラグインはJSDTのインクルードパス指定機能と連携をしているのでインクルードパスを適切に設定します。
- プロジェクトプロパティ -> JavaScript -> インクルードパス -> ソースを選択します。
- ソース対象を設定します。
- チェック対象ソースはプロジェクトプロパティ -> JSLint設定 -> チェック対象ソースで確認できます。
ライブラリを指定する
チェック時にライブラリを考慮したいときに指定します。
JSLintプラグインはJSDTのインクルードパス指定機能と連携をしているのでインクルードパスを適切に設定します。
- プロジェクトプロパティ -> JavaScript -> インクルードパス -> ライブラリータブをを選択します。
- ライブラリを指定します。
- プロジェクトプロパティ -> JSLint設定 -> ソース構成タブを選択します。
- チェック時に考慮するライブラリのチェックボックスをONにします。
バージョンアップ履歴
ver.1.2.1
- JSLintPluginのJSLint/JSHintの最新バージョンへの対応■
- JSLintPluginのデフォルトの設定オプションの最新化 ■
- DLで取得するJSLint/JSHintのファイルを、プラグインに内蔵したファイルを使用するようにする ■
ver.1.2.0
- フィーチャーIDの変更 ■
- eclipse起動時の文字コードがUTF-8以外の場合にチェックが動作しない ■
- JSLint.jsダウンロードダイアログに取得先URL情報を追加 ■
- コードチェック進捗ダイアログのメッセージを変更 ■
ver.1.1.0
- エンジンファイル(JSLint.js等)のダウンロード機能 ■
- インクルードパス確認画面追加 ■
- 設定ファイル生成機能、デフォルト機能 ■
- パフォーマンス改善 ■
- JSLint、JSHint公式サイトリンク追加 ■
- ヘルプページリンク追加 ■
ver.1.0.0
- 最初のリリース