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Android端末上でテストを行う(GUI)

Last modified by kashi on 2016/08/17, 19:52

テスト環境

  • Windows7 64bit SP1
  • JDK 1.7

Appiumのダウンロード

  1. http://appium.io/ から、
        AppiumForWindows-1.3.4.1.zip をダウンロードし、
        任意の場所に解凍する。

Android SDKのインストール

  1. http://developer.android.com/sdk/index.html から、
        android-sdk_r24.0.2-windows.zip をダウンロードし、
        任意の場所に解凍する。
  2. SDK Managerを起動する。
  3. (プロキシ環境のみ)Tools -> Options... を開き、
        「HTTP Proxy Server」「HTTP Proxy Port」の設定をする。
        また、"Force https://... sources to be fetched using http://..."にチェックを入れる。
  4. 以下のパッケージをインストールする。
      ・Tools
        - Android SDK Tools (1で最新バージョンをDLしていれば、これはインストール済になっている)
        - Android SDK Platform-tools
        - Android SDK Build-tools
      ・Android 4.4.2(API 19)(17以上ならどれでも良い)
        - SDK Platform
      ・Extras
        - Google USB Driver
  5. 環境変数のPathに以下の場所を追加する。
      ・(Android SDKのインストールフォルダ)\android-sdk-windows\platform-tools

Android端末の接続

  1. Android端末の設定でUSBデバッグを有効にする。
  2. 端末をPCに接続する。
     ※必要に応じて、専用のUSBドライバをPCにインストールする。
  3. コマンドプロンプトで次のコマンドを実行する。
        adb devices
  4. 接続した端末が認識されていることを確認する。正しく認識されていれば、端末のIDが表示される。
        adb devices
        List of devices attached
        <端末のID>       device

Appium起動・テスト(Android4.1以前)

Appiumでは、Android4.1以前に対してはSelendroidの仕組みを用いて、
ブラウザではなくWebViewを埋め込んだ専用のアプリをインストールしてテストを行う。

nodeConfig.jsonファイルの用意

  1. 任意のフォルダに、次のような内容でnodeConfig.json(Selenium GridにAppiumサーバを登録するための設定を記載するファイル)を作成する。
    { "capabilities":
    [
    {
    "platform": "ANDROID",
    "platformName": "Android",
    "deviceName": "Galaxy S2",
    "browserName": "android",
    "version": "2.3.6",
    "platformVersion": "19",
    "maxInstances": 1,
    "seleniumProtocol": "WebDriver"
    }
    ],
    "configuration":
    {
    "cleanUpCycle":2000,
    "timeout":30000,
    "proxy":"org.openqa.grid.selenium.proxy.DefaultRemoteProxy",
    "url":"http://127.0.0.1:4723/wd/hub",
    "host":"127.0.0.1",
    "port":4723,
    "maxSession":1,
    "register":true,
    "registerCycle":5000,
    "hubPort":4444,
    "hubHost": "localhost"
    }
    }

●項目の説明
・platformName:テストを実行する端末のOS。 ex) Android, iOS
・platformVersion:端末のOSのバージョン。
・deviceName:端末の種類。 ex) Xperia Z3, Galaxy S4
・url:Appiumサーバのアドレス。
・host:「url」のホスト部。
・port:「url」のポート。
・hubPort:Hubの起動しているポート。
・hubHost:Hubの起動しているサーバのホスト。

WebViewテスト用アプリのダウンロード

  1. http://search.maven.org/#search|ga|1|selendroid から、
        android-driver-app.apk をダウンロードし、
        任意の場所に解凍する。

Appiumの起動・設定

  1. Appium.exeを起動する。
  2. 設定メニューで、次の項目を設定する。
      ・Android Settings
       ・Application
         - Application Path:WebViewテスト用アプリ(.apkファイル)へのフルパス
         - Package:アプリのパッケージ名。Application Pathを選択すると、選択できる値が自動的にプルダウンに表示される。
         - Launch Activity:起動するアクティビティ名。同上。
       ・Advanced
         - Selendroid Port:衝突しない任意のポート。デフォルトは8080。
        
      ・General Settings
       ・Server
         - Selenium Grid Configuration File:nodeConfig.jsonへのフルパス
  3. 右上の「Launch the Appium Node Server」ボタンを押してAppiumサーバを起動する。
  4. ブラウザでGrid Consoleのページを開き、Appiumのノードがコンソール画面に追加
        されていることを確認する。

Appium起動・テスト(Android4.2以降)

nodeConfig.jsonファイルの用意

  1. 任意のフォルダに、次のような内容でnodeConfig.jsonを作成する。
    {
    "capabilities":
    [
    {
    "platformName": "Android",
    "deviceName": "Xperia Z3",
    "browserName": "chrome",
    "version": "4.4.4 Xperia Z3",
    "platformVersion": "22",
    "maxInstances": 1,
    "seleniumProtocol": "WebDriver",
    "platform": "ANDROID"
    }
    ],
    "configuration":
    {
    "cleanUpCycle":2000,
    "timeout":30000,
    "proxy":"org.openqa.grid.selenium.proxy.DefaultRemoteProxy",
    "url":"http://127.0.0.1:4723/wd/hub",
    "host":"127.0.0.1",
    "port":4723,
    "maxSession":1,
    "register":true,
    "registerCycle":5000,
    "hubPort":4444,
    "hubHost": "localhost"
    }
    }

●項目の説明
・browserName: "chrome", "Browser"(Android 4.4以降のみ)が指定できる。

Appiumの起動・設定

  1. Appium.exeを起動する。
  2. 「General Settings」の中の「Selenium Grid Configuration File」にチェックを入れ、
        nodeConfig.jsonの場所をフルパスで指定する。
  3. 右上の「Launch the Appium Node Server」ボタンを押してAppiumサーバを起動する。
  4. ブラウザでGrid Consoleのページを開き、Appiumのノードがコンソール画面に追加
        されていることを確認する。

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