PhoneGap
- HTML5 APIs
- UI ライブラリ
- テスト支援
- ドキュメント
- コード品質ツール
- バリデータ
- キー入力支援
- テストダブル
- ハイブリッドアプリケーション
- 継続的インテグレーション
PhoneGapとは
PhoneGapは、Adobe社により公開されている、スマートフォン向けハイブリッドアプリケーション制作のためのフレームワークです。
オープンソースとして公開されており、オープンソースの名前はCordovaとなっています。
HTML+Javascriptの技術を使って、iPhone/Androidのネイティブアプリケーションを開発する手法を一般的に「ハイブリッドアプリケーション」と呼びます。
つまり、PhoneGapを使えばObjective-CやJavaを書かずに、Webアプリケーションの技術を用いて、ネイティブアプリケーションを作ることが可能なのです。
phonegap-fan より引用
サポート環境
Android
- 2.2~2.3、4.0以上
iOS
- OS X 10.7(Lion)以上
- iOS SDK 6.0以上
その他のプラットフォームのサポート対象についてはこちらを参照下さい。
開発環境の作り方
PhoneGap3.0.0からNode.jsが必須になりました。
PhoneGapのダウンロードからエミュレータでの動作確認まで全てnodeのコマンドラインから実行します。
※注意
プロキシ環境下ではPhoneGapをインストールできない可能性があるため、非プロキシ環境下で以下の手順を実行して環境を構築して下さい。
Node.jsをインストールする
- パッケージをダウンロードする
- こちらからバイナリファイルをダウンロードします。
1*.Mac用、Windows用とLinux用があり、それぞれ32bitと64bit用に分かれていますので、環境にあったファイルをダウンロードして下さい。
- こちらからバイナリファイルをダウンロードします。
- インストールする
- ウィザードに従って、node.jsをインストールします。
必要なライブラリをインストールする
Android
以下のパッケージをインストールまたは配置する。
- JDK
http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html - Apache Ant
http://ant.apache.org/bindownload.cgi - Android SDK
https://developer.android.com/sdk/index.html#download
SDK Managerを起動してライブラリをインストールする
- Android SDKのフォルダにあるSDK Manager.exeを起動します。
- SDK Managerが起動するので、以下のライブラリを選択してインストールする。
- Android SDK Tools
- Android SDK platform-tools
- Android SDK Build-tools
- Android 4.4 (API 19)
- Android 4.2 (API 17)
- Google USB Driver
AVD Managerを起動して仮想デバイスを追加する
- Android SDKのフォルダにあるAVD Manager.exeを起動します。
- Android Virtual Device Managerが起動するので、Newボタンから仮想デバイスを1件以上登録する。
iOS
以下のパッケージをインストールする。
- XCodeをインストールする。
- XCodeを起動後、メニューから [XCode] - [Preferences]を開き、[Downloads]タブからiOSシミュレータをインストールする。
PhoneGapのインストール・プロジェクトの作成
- プロンプトを起動し、以下のコマンドを実行してPhoneGapをインストールします。
2. プロジェクトを作成する
phonegap createコマンドを実行して、プロジェクトを作成します
以下の例では「HelloWorld」という名前のプロジェクトを作成しています。
エミュレータでプロジェクトを実行する
Android
コマンドラインで以下のコマンドを実行する。
エミュレータが起動して、index.htmlが表示されれば成功です。
iOS
コマンドラインで以下のコマンドを実行する。
iOSシミュレータが起動して、index.htmlが表示されれば成功です。